- 恋愛における・・・
だー。おまえってホント分かりやすいため息つくよな。
やっと会えたのに、古泉は不機嫌だ。どうしてか。
わりい。すねている訳知ってるんだ。
とにかく俺は古泉の機嫌をとるため、髪をなでてみる。

せっかく必死に時間作っているのに、
たりないのか? 至らないか?
そうなら、言ってくれよ。

「俺にできることがあれば言ってくれ」
俺は古泉にそういう。こいつのことだ。
素直には言わないだろうが。
「うるせー。余計なお世話だ!」
ほらな。いつものように、怒る。
ああ、やっとゆるんだ表情から、微笑みが消えちまった。
でもな、そんなおまえも好きなんだ。

そばにいて欲しいとか、俺以外のやつに言えない。
古泉。おまえを元気にしねーと、帰れないだろ。

だから
「キス・・・させろ」
「ば、ばかじゃねーの?」
素直じゃないこいつにそっとキスをする。
そして、ずっとずっと抱きしめてやる。
外にも出ずに、一日中抱きしめてやるよ。

「悩み溶けたか?」
「・・・うるさい」
顔を背けた古泉だが、甘いな。
耳、真っ赤になってるぞ。

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