4話目でもしキョンが電話をしなければ・・・
こんな話になったかもしれない。
連載 神の言いなりな世界を僕らは憎んだを全部読んでから
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寝不足の頭をたたき起こし何とか学校に着いた。
そして、放課後。俺は部室へ行く。
ちなみに、授業中ずっと寝ていたため、寝不足は解消されている。
「こんにちは」
部室につくと古泉が居た。
・・・また長門も朝比奈さんも居ない。
ハルヒに関しては、
「用事出来たから、さきいってて。すぐに行くから」という言伝を貰っている。
また変なこと考えていなきゃいいのだが。
「お二方には席をはずしていただきました。
・・・あなたに大事な話があるので」
そう言った古泉は口を閉じ、動かない。
沈黙が部室を支配する。
何故か俺の頭ん中で警告のサイレンが鳴り響いている。何故だ。
「おい、話は何だ」
「・・・そろそろですね」
古泉は俺の言葉を無視し、目を瞑り顔を近づける。
・・・唇に何か暖かいものが触れる。
目の前には憎たらしいくらい整った古泉の顔がある。
いきなりキスをされたことに、
俺は驚き抵抗しようとするが、抑えられ身動きが出来ん。
いつの間にか深いディープキスへと発展していた。
何分たったのだろう。
俺は夢中になって舌を絡める。
此処が一体何処か忘れるくらい古泉とのキスは激しい。
「な、なにやってるの!」
後ろから聞き覚えのある叫び声が聞こえ、振り返る
そこには、一番見られてはいけない人物、
ハルヒが居た。
「信じられない」
そう呟き、何処かへ走っていった。
「どうするんだよ!」
「どうもしませんよ?」
目の前の奴は平然と言いのける。
何がどうもしないんだ。
「僕の・・・オレの話を聞いてくれないか」
「なんだよ」
俺は世界が崩れていくのを感じながら、古泉をじっと見る。
「本当はお前のこと、好きだぜ?」
「・・・はぁ?」
こんな時に何いっているんだ。・・・嬉しいけどな。
って、流されている場合ではない。
今はそんなことを言っている場合じゃないだろ、
と言おうとする前に古泉は話を続ける。
「オレはSOS団が好きだ。
それは間違いねー。でもな、涼宮だけはどうしても好きにはなれねーんだ。
だってそうだろう?オレの人生を勝手に変えやがった。
望んでもいない力を与えた。
あいつが望むから嫌いな敬語を使う羽目になる。
面白くもね―のに、何時も笑顔にならなきゃならねー。
こんな生活、もう疲れたんだよ」
そこで一息つくが、すぐに話を続ける。
古泉、さっきから凄い表情だぜ。
この続きは聞かなくてもわかる気がするくらい、
その表情が物語っている。
それでも俺は古泉の話を聞いた。
「結論を言うとな、
オレは涼宮ハルヒをこの世に存在する人間の中で一番嫌い、憎んでいる。
だから、オレはこうしるしかねーんだ。オレの我が儘に巻き込んで悪い。
もうそろそろお別れだな。
じゃあな、―――」
・・・ずるいぜ古泉。こんな時に名前で呼ぶとか。
そこで古泉はまたキスをする。
俺たちは世界が崩壊するまでキスをした。
「貴方の知っている古泉一樹が本物だと思っているのですか?」
ふと、夢の中に出た古泉の声が頭で響く。
もしかして、あの夢は古泉からの叫び声だったのかもしれない。
あの時、古泉に会えばよかったのだろうか。
その真相は永遠に知ることはないだろう。
なぜなら、俺が目覚めた時には、俺は俺でなくなったからだ。
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